世界の玄関口として日本の近代化をけん引し、異国情緒が漂う国際都市・神戸は、利便性の高い都市機能と豊かな自然を兼ね備えたコンパクトで多様性のあるまちです。
地理的な特徴としては、中心部の三宮から直径５㎞程度の中に瀬戸内海と雄大な六甲山系があり、30分ほど車を走らせれば美しい田園風景が広がっています。面積は557.02㎢（2019年6月1日現在）、人口は約152万人（2020年3月1日現在の推計人口）です。
常に次の時代を読み、課題にチャレンジし、変化し続ける神戸。大学や研究機関、民間企業、スタートアップとの協業も盛んで、数多くのプロジェクトが進行中です。代表的な取り組みをご紹介します。
神戸市は令和３年４月、第5次神戸市基本計画などを踏まえ、「神戸2025ビジョン」（計画期間2021～2025年度）を策定しました。
本ビジョンに基づき、「海と山が育むグローバル貢献都市」の実現に向け、取り組みを進めていきます。
神戸は都市近郊に里山が広がっている自然豊かな都市であり、この豊かな自然環境は神戸が誇る財産です。市民・企業・学校・NPO・行政等が互いに連携しながら目指すべき里山を実現するための方針を示すとともに、具体的な施策を展開していきます。
https://www.city.kobe.lg.jp/a66324/kurashi/recycle/biodiversity/satoyama_sdgs.html
神戸は、緑豊かな山々、恵み多き海、美しい里山など、豊かな自然環境とともに成長してきました。化石燃料に依存する社会を「かえる」こと、環境にやさしいエネルギーを「つくる」こと、そして、大気中の二酸化炭素や廃棄物を「へらす」ことに全力で取り組み、ゼロカーボンシティ（脱炭素のまちづくり）の実現を目指します。
それぞれのエリアごとに、特色あるまちづくりの方針を定め、神戸の経済全体の活性化を図っていきます。快適で利便性が高く、美しい景観が備わり、様々な市民活動や交流が展開される「新しい都心」を目指します。
医療関連の研究機関や企業団体が集積し新ビジネスを創出する日本初、最大級の医療産業都市。産学官医連携で研究開発から事業化までを強力にサポートする環境とサービスを提供し、医療分野で数々のイノベーションを起こしています。
すべての市民が、神戸の持つ強みを活かし、デザインによって新たな魅力を”協働と参画”で創造することで、住み続けたくなるまち、訪れたくなるまち、そして、持続的に発展するまちを目指しています。
「デザイン都市・神戸」のシンボルとして、また市民・事業者・クリエイターがつながり新たな価値を生み出す創造の場として平成24年8月に「デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO）」を開館しました。
市民・事業者・NPO等の多様な主体が関わり、新しいデジタル技術を使って、課題の解決や地域のなりたい姿の実現を目指し、事業者の利益にもなるような事業を生む共創のまちづくりを進めていきます。
国内の政令指定都市のなかでも大学数は3位、市の人口のうち学生が占める割合も3位と、全国有数の大学都市。
神戸市では、個性あふれる多様な大学があるまちとして、大学や学生との連携、支援をしてゆきます。
エリアごとの特徴から、交通アクセスの良さ、各種住み心地調査結果、子育てのしやすさ、教育や医療面の取り組みまで、分かりやすくまとめたポータルサイトと専門相談員による窓口で、移住する皆様を応援します。
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