令和4年度「Be Smart KOBE」プロジェクト 事業者の選定結果

記者資料提供(令和4年8月10日)


神戸市では、データやセンサー技術等の先端技術を活用して、市民や地域が抱える様々な課題を解決し、市民の暮らしの質や利便性の向上を図る「スマートシティ」の推進に取り組んでいます。
その一環として、今年度も、市民へのサービスの実証、展開を支援する「Be Smart KOBEプロジェクト」として、スマートシティのまちづくりにつながる事業提案、事業アイデアの公募を実施しました。
このたび、選定委員会による選考の結果、事業実施候補者3事業者を選定しましたのでお知らせします。今後、実証事業の実施に向けた協議を行い、実施が決定した事業について随時発表していきます。

1.事業実施候補者

事業者名 事業名事業概要
株式会社アシックス
株式会社神戸デジタル・ラボ
神戸市立科学技術高校
酪農分野のDX推進と
IT教育との連携
神戸市の課題として、酪農DX推進の遅れがある。また、若者が県外に就職し神戸を離れてしまうという課題もある。
本事業は、神戸発信の酪農分野のDX推進技術の開発と実践的なIT教育を合わせて実施し、技術を学ぶ若者に一次産業DX推進の担い手となる興味を喚起することを目的としている。
スポーツデータ収集システムを乳牛の生態管理に応用、飼育員の負担軽減や牧場の運営コスト削減効果を高校生とともに検証。また六甲山訪問者の見守り検証や新たな集客イベントの開催を予定。
株式会社デンソーテン三宮・元町・ウォーターフロントの
回遊支援サービスのための人流分析・予測システムの構築とサービスの検証
今後、三宮・ウォーターフロントエリアは、順次新規施設開設されるが、この効果を広く街全体に拡げ、新規施設だけでなく歴史ある施設や商店街もイキイキと活性化し、市民・観光客が広く神戸の街を楽しめるワクワクする回遊性実現が重要となる。
本事業では、人の流れを取得しデータ連携基盤によりサービスと繋ぎ、スマートこうべでの周遊・消費活性化サービスの実現に向けて、現状と今後の開発による変化予測を見える化し、混雑回避・緩和・回遊などの支援サービスを検証する。
TOA株式会社各種センサーと連動した放送システムによる安全・安全・快適な街づくり街頭に設置できるネットワーク接続型のカメラおよびスピーカー、更にはドローンに搭載したスピーカーなどを活用し、
気象データやAIカメラ、センサーなどの情報と連動した、放送による情報提供を行い、平時・有事における街頭での放送による情報提供の効果を検証する。

2.選定理由

提案情報の書面審査及び選定委員会におけるプレゼンテーションに基づく選考を実施し、「事業の効果」、「事業の先駆性・適格性」、「事業の実現可能性」、「事業の継続性」、「地域性」、を総合的に評価し、事業実施候補者として決定しました。選定委員会に先駆けて実施した市民アンケートでのご意見も参考にいたしました。

3.事業者選定概要

(1)応募期間 :令和4年6月15日(水曜)~令和4年7月14日(木曜)
(2)市民ニーズ調査:令和4年7月20日(水曜)~令和4年7月26日(火曜)
(3)選定委員会 :令和4年7月28日(木曜)
(4)応募総数 :7事業者・7件

参考

令和4年度の選定にあたっては、事業者からの提案内容を市民の皆さんに広くご覧いただいて、ご意見・ご感想をいただくことを目的としたアンケート調査を実施しました。
令和4年度「Be Smart KOBEプロジェクト」提案事業に対するアンケート調査を実施します!
令和4年度「Be Smart KOBE」プロジェクトの募集概要

アンケートの調査結果

1)回答者数 :2,196名

(2)回答者属性:性別・年代別

<性別><年代>

(3)結果(3事業)
 アンケート内容:神戸市のスマートシティの推進(先端技術を活用した課題解決や市民の利便性向上)のために 、提案事業を実施した方が良いと思いますか。

<株式会社アシックス/株式会社神戸デジタル・ラボ/神戸市立科学技術高校>

<株式会社デンソーテン>

<TOA株式会社>

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