令和元年度「神戸市民間提案型事業促進制度」事業者選定のお知らせ

記者資料提供(令和元年11月1日)

1.趣旨

 神戸市では、市民サービスの向上や地域経済の活性化等、さまざまな行政課題の解決に向けて、民間事業者等の知恵や資金、技術・ノウハウ等を活かした公民連携事業の実現に取り組んでいます。民間のノウハウに基づく事業を一層推進するため、神戸市が抱える行政課題の解決につながる事業に対して費用の一部を支援する「神戸市民間提案型事業促進制度(課題解決型事業)」について、事業提案の追加募集・選定を行った結果、下記のとおり事業を選定しましたのでお知らせします。

2.選定結果

 選定委員会において、民間事業者から提出された提案書およびプレゼンテーションの内容をもとに、「神戸創生への効果」「事業の先駆性・先進性」「業務遂行能力」等の項目について審査を行いました。

<選定事業>

No.1

提案事業者名インザドア合同会社
提案事業の概要大麦、ホップなどビールの原材料を100%神戸産にしたローカルビールを醸造することで、新しい神戸ブランドを育み、農業の活性化を目指す。
期待される効果神戸産ローカルビールの育成を通じて、新しい雇用の創出を図り、地域経済を活性化させる。米を育てる農家が二毛作で麦を育てることで、「耕作放棄地」の問題を解消する。ビール醸造後の麦芽カスを製菓やパンに再利用することで、「産業廃棄物」の削減に繋げる。

No.2

提案事業者名株式会社アッテミー
提案事業の概要高校生の将来的なUターンや地元定着を促進するために、高校生の市内企業へのインターンシップ促進のマッチングシステム構築や、コーディネートや、セミナーを通じた情報発信等を行う。
期待される効果高校生のうちから「神戸で働くこと」を意識してもらうことで、その後の大学選びや大学卒業後の就職先選びの指標としてもらう。市内企業で働く魅力を伝えることで雇用を促進し、若者に選ばれる街づくりを目指す。

No.3

提案事業者名株式会社ワールド・ワン
提案事業の概要神戸産の食材、ソウルフード、地酒など「神戸の食」を広く世界へ発信し、国内外から観光客を呼び込むために、事業者の店舗を活用し、市内飲食店、団体と連携したサービスの展開や、神戸の食体験ツアーなどのイベントを実施する。
期待される効果神戸市内の食材、地酒などを集めた店舗「ひょうご五国ワールド神戸三宮横丁」を活用し、多くの人に神戸の魅力を知ってもらう。市内の飲食店と連携し「神戸の食」の魅力を発信することにより、神戸市全体で観光客の増加、経済の活性化を図る。

No.4

提案事業者名「BE KOBE ミライ PROJECT」PR事業
提案事業の概要神戸の子どもたちを支援する「BE KOBE ミライ PROJECT」の企業等へのPRを通じて、子ども支援への理解を深め、支援の輪を広げていく。
期待される効果子ども支援の取組みを多くの人に知ってもらうことで、助け合いの精神を育み、市民運動の創出、地域愛の醸成へと繋げる。

3.選定までの経緯と今後の予定

9月11日(水曜)募集開始

10月2日(水曜)参加申込の締切

10月11日(金曜)提案書の締切

10月17日(木曜)選定委員会にて提案者プレゼンテーション及び審査・選定

今後、それぞれの事業について、令和2年3月末までに具体的な成果を出せるよう、神戸市による支援のもと、提案事業者に主体となって事業を進めていただきます。