記者資料提供(2024年1月22日)
環境局業務課
本市では、利用目的を明確に定めた上でリサイクルに適したプラスチック品目を品目別に集めることで、より効率的かつ高品質なリサイクルを進める「まわり続けるリサイクル」を推進するため、誰もが関わるごみ出しをきっかけに地域交流が生まれるコミュニティ拠点となる資源回収ステーションの開設を進めています。
この度、資源回収ステーションにおける資源回収を通じた地域・多世代交流の場づくりなどに取り組むため、神戸ヤクルト販売株式会社及び兵庫ヤクルト販売株式会社と事業連携協定を締結します。
1.事業連携協定の概要
本市と神戸ヤクルト販売(株)、兵庫ヤクルト販売(株)は、相互に連携・協力し、資源回収ステーションにおける資源回収を通じた地域・多世代交流の場づくりなどに取り組むため、以下の事項について連携協力します。
- 資源回収ステーションにおける健康・福祉に関する市民参加のセミナーなどの開催を通じた、多世代の社会参加の推進、市民福祉の向上に関すること
- その他、資源回収ステーションの利用促進、資源の回収量増加に向けた取り組みに関すること
2.具体的な取組
- 地域での健康教室、健康測定などの地域貢献活動
- ヤクルトレディを通じた、環境、健康、介護・福祉情報の地域への提供(PR)
3.資源回収ステーションでのヤクルト健康教室の開催
- あづま資源回収ステーション
①日時:2024年1月26日(金曜)14時~15時30分
場所:コミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)2階201会議室(神戸市中央区吾妻通4丁目1-6)
詳細は別紙をご確認ください。
②日時:2024年2月20日(火曜)14時~15時30分
- ふたば資源回収ステーション
①日時:2024年2月8日(木曜)10時~11時30分
②日時:2024年3月7日(木曜)10時~11時30分
場所:ふたば学舎2階2-2会議室(神戸市長田区二葉町7-1-8)
4.神戸ヤクルト販売株式会社、兵庫ヤクルト販売株式会社について
神戸ヤクルト販売株式会社
本社所在地 | 神戸市熊内町5丁目3番8号 |
設立 | 1964年 |
営業所 | 三田営業所(三田市)、但馬営業所(豊岡市) |
社員数 | 130人 |
センター数 ※ヤクルトレディの活動拠点 | 21か所(神戸市内12か所) |
ヤクルトレディ数 | 273人(神戸市内お届け対象131名) |
市内管轄エリア | 東灘区、灘区、中央区、兵庫区、須磨区、長田区、北区(灘区、北区以外は一部のエリアを管轄) |
※2023年12月時点
兵庫ヤクルト販売株式会社
本社所在地 | 神戸市西区玉津町高津橋137-1 |
設立 | 1956年 |
営業所 | 北播支店(加東市) |
社員数 | 222人 |
センター数 ※ヤクルトレディの活動拠点 | 31か所(神戸市内12か所) |
ヤクルトレディ数 | 511人(神戸市内お届け対象172名) |
市内管轄エリア | 中央区、兵庫区、長田区、須磨区、垂水区、西区(垂水区、西区以外は一部のエリアを管轄) |
※2023年12月時点
事業連携協定締結までの経緯
本市と(株)ヤクルト本社をはじめとするCLOMA※会員企業8社と連携協定を締結。2023年9月より、あづま資源回収ステーション(中央区)及びふたば資源回収ステーション(長田区)に乳酸菌飲料容器の回収ボックスを設置し、期間限定で使用済み乳酸菌飲料容器の回収を行う、日本初の乳酸菌飲料容器回収・再資源化プロジェクトがスタートしました。
このプロジェクトのさらなる推進と資源回収ステーションにおける健康・福祉に関する市民参加のセミナーなどの開催を通じた、多世代の社会参加の推進、市民福祉の向上を目指し、神戸ヤクルト販売(株)及び兵庫ヤクルト販売(株)と連携協定を締結するに至りました。
※CLOMA(Japan Clean Ocean Material Alliance:クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)
プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るため、業界の垣根を越えて官民一体となって連携し、イノベーションを加速するためのプラットフォーム。プラスチック使用量削減、マテリアルリサイクル率の向上、ケミカルリサイクル技術の開発・社会実装、生分解性プラスチックの開発・利用等のアクションプランを進行中。(2024年1月4日時点で509社・団体が加盟)。神戸市はオブザーバー参加。