~エム・シーシー食品株式会社との協働食育プログラム~災害時を想定したパッククッキングの初開催

記者資料提供(2023年3月9日)
(一財)神戸市学校給食会

1.趣旨

 (一財)神戸市学校給食会は、学校給食の食材納入事業者と協働で、学校での食育を推進する公民連携食育プログラム「神戸っ子食育応援団」を実施しています。
 この度、中学校向けの新たな取り組みとして、学校給食に「神戸市産キャベツ入りミンチカツ」や「神戸市産ポテト入りコロッケ」などを納品する地元企業の「エム・シーシー食品株式会社」と協働で、生徒の防災意識の向上を図り、災害時の栄養・食品衛生を学ぶ食育プログラムを実施します。

パッククッキングのイメージ

2.内容

(1)日時・場所

<実施日>
令和5年3月16日(木曜)10:40~12:30(1年1組:3・4校時)
            13:10~15:00(1年2組:5・6校時)
※同じ内容を2クラスで実施します。
<場所>
神戸市立白川台中学校(須磨区白川台1-25-2)

(2)概要

 1年生の生徒に、エム・シーシー食品株式会社の管理栄養士の指導のもと、以下項目を学習・体験していただきます。
①エム・シーシー食品株式会社が取り扱う学校給食食材の紹介など
②阪神・淡路大震災について
③災害時に備えた食料・備品の備蓄やローリングストックについて
④災害時の食事・健康状態について
⑤パッククッキングについての座学及び調理
(ハヤシライス、フルーツ寒天などを予定)
※ローリングストック…普段から少し多めに食材を買っておき、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法。
※パッククッキング…耐熱性のポリ袋に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法。

3.取材

 取材にお越しいただく場合、3月14日(火)の17時までにご連絡いただきますようお願いします。
<連絡先>
(一財)神戸市学校給食会 TEL:078-221-3132

(参考1)エム・シーシー食品株式会社

 昭和29年1月に設立(本社:東灘区深江浜町32番)。調理缶詰やレトルト食品、業務用冷凍食品などを製造する神戸の調理食品メーカー。従来の神戸工場、甲南工場、住吉工場に加え、令和4年にポートアイランドに新工場を建設し、令和5年には創業から100周年を迎えます。神戸市学校給食へは、昭和46年10月にハンバーグ・ミンチバーグを12万食納入し、現在、「神戸市産キャベツ入りミンチカツ」や「神戸市産ポテト入りコロッケ」の地産地消食品とともに、中学校給食にはデミグラスソースを提供しています。

(参考2)(一財)神戸市学校給食会

 学校給食の食材調達事業の強化及び食育事業の推進のため、学校給食に特化した外郭団体として平成30年に設立されました。学校と、農業生産者・JA・企業・地域等をつなぎ、協働で食育事業を実施するとともに、地元産の米や野菜、加工品を優先的に使用するなど地産地消を推進しています。