(一財)神戸観光局と(株)JCBがインバウンド観光振興に関する覚書を締結 ~インドネシア訪日観光客に神戸の魅力を発信~

記者資料提供(2024年12月9日)
(一財)神戸観光局 観光部


2024年12月6日(金曜)、一般財団法人神戸観光局(以下、神戸観光局)は、株式会社ジェーシービー(以下、JCB)とインバウンド観光振興に関する覚書を締結しました。
第一弾として、インドネシア発行のJCBカード会員向けに日本で実施されるキャンペーンに合わせて市内の宿泊施設・飲食店等でキャンペーンを展開するとともに、フォロワー数が約3,829万人を有するインドネシアの俳優・トップインフルエンサーLuna Maya氏を招聘し神戸の観光の魅力を発信していただきます。
今後も、JCBから提供される統計データを活用し、戦略的なインドネシア市場への観光施策の展開及び市内での消費拡大を目指します。

1.締結の背景

神戸観光局では、2025年の神戸空港国際チャーター便就航を見据えて、東南アジア市場での神戸の認知度向上、神戸観光の魅力発信に取り組んでいます。
これまでも神戸には日本最古のモスクが立地することからムスリムマーケットへのアプローチに取り組んでおり、国民の約90%がイスラム教徒であるインドネシアは重要なマーケットです。
この度JCBがインドネシアで業務を行う現地子会社を通じ、インドネシア発行JCB会員向けの訪日キャンペーンを展開すること、また官民一体となった訪日活性化に取り組むことから、ターゲットを同じくする神戸観光局が連携して事業に取り組むこととなりました。


2.第一弾の実施内容

(1)JCBと連携した市内でのキャンペーンの展開

JCBが2025年1月から日本で実施するキャンペーンに合わせて、神戸市内の宿泊施設・飲食店等において、インドネシア発行のJCBカード会員を対象にした割引や特典サービスを提供し、インドネシアからの誘客及び市内消費を促進いたします。

【市内で実施するキャンペーンの概要】
・期   間:2025年1月1日より開始 
・条   件:キャンペーン画面の提示、インドネシア発行のJCBカード利用
・特典内容:5~10%の割引、特別メニューの提供等
・参画事業者:11店舗(12月6日現在)。ムスリム観光客に対応したサービスを提供する飲食店、宿泊施設が参画。
※キャンペーン開始までに参画店舗を順次追加していきます。
※期間、利用条件、特典内容は店舗により異なります。

<参考:JCBが日本で実施するキャンペーンの概要>
・期    間:2025年1月1日~4月末
・内    容:日本の対面加盟店にてインドネシア発行のJCBカードを利用すると利用金額の最大20%キャッシュバック
・最低利用条件:10万円
・最大還元額 2万円

(2)トップインフルエンサーLuna Maya氏とMarianne Rumantir氏による神戸観光の発信

12月6日の協定に先立ち、インドネシアの国民的俳優且つトップインフルエンサーであるLuna Maya氏と所属事務所の代表であるMarianne Rumantir氏を神戸に招聘し、12月1日~4日まで取材いただきました。Luna Maya氏およびMarianne Rumantir氏が感じた神戸の旅の魅力が自身のInstagramにて発信されています。
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【左:Luna Maya氏、右:Marianne氏】

【Luna Maya氏プロフィール】
1983年8月26日生まれ。インドネシア・バリ島出身の俳優・モデル・司会者。1999年にモデルとしてデビューし、2004年の映画「30Hari Mencari Cinta」で女優デビュー。以降、多くの映画やテレビドラマに出演している。
<Instagramアカウント>
 Luna Maya氏  https://www.instagram.com/lunamaya/
  フォロワー数:約3,829万人(12月3日時点)

【Marianne Rumantir氏プロフィール】
Luna Maya氏と共同でメディアエージェンシーを設立。Luna maya氏のマネジメントだけではなく、デジタルチャネルでのメディア戦略およびコンテンツ制作を提供。インドネシアにおけるエンターテインメント業界の中で影響力を持つ起業家の一人。
<Instagramアカウント>
Marianne Rumantir氏 https://www.instagram.com/mariannerumantir/?igsh=MTc4Y2NmNHgxbGJ3NA%3D%3D
フォロワー数:約12万人(12月1日時点)

(3)データを活用したインバウンド施策の展開

本協定の一環として、JCBから提供されるJCB会員の消費動向に関するデータ(※)を活用し、インバウンド観光客の行動分析を実施いたします。これらの情報を基に、インドネシア発行JCBカード会員向けに神戸市の魅力を発信し、インバウンドの市内での消費拡大を目指します。
(※)インドネシア発行のJCB会員をはじめとする海外におけるJCB会員の神戸市内における利用エリア・利用業種・利用金額等の統計データ
 

3.12月6日の締結式の様子(場所:World Trade Centre (WTC 3)Conference Hall in Jakarta)

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【神戸観光局中西専務理事とJCBインターナショナル金子代表取締役社長】

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【神戸観光のプレゼンテーション】