記者資料提供(2024年8月2日)
企画調整局調整課
昨今、国際海事機関(IMO)における国際海運の新たなGHG(温室効果ガス)削減目標を踏まえ「海運におけるカーボンニュートラル」について、世界的に関心が集まっており、次世代船舶の開発に伴い、新燃料エンジンや燃料タンク・燃料供給システムなどの開発や実装に向けた取り組みも進められています。
そのため、注目度が高い本分野の動向を知り、企業参入の可能性を探るきっかけとして、海洋産業振興を推進する本市とテクノオーシャン・ネットワーク(TON)との共催で、地元企業などを対象としたセミナ―を開催します。
IMOにおけるGHG削減目標の策定において中心的な役割を果たしている国土交通省、ゼロエミッション船実現や新燃料として期待が高まる水素活用技術に取り組む企業から直接話を聴くことができる機会ですので、本分野に関心のある企業はもちろん、新たにビジネス拡大を検討されている企業なども、ぜひご参加ください。
1.日時
2024年9月11日(水曜日)14時00分~17時00分(開場:13:30)
2.プログラム
(1)開会挨拶
(2)講演
- 「国際海運のGHG排出削減に関するIMOの動向等」
国土交通省 海事局 海洋・環境政策課 環境渉外室 主査 金子 隆佐 氏 - 「舶用大型エンジンの次世代燃料について」
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション 執行役員
水素燃料エンジン開発推進室長 兼 開発部長 江戸 浩二 氏 - 「水素エンジンによる海運・港湾脱炭素のススメ」
ジャパンハイドロ株式会社 取締役 社長執行役員 青沼 裕 氏 - 「OKAMURAの液体水素関連機器の取組み」
株式会社OKAMURA 顧問 村田 博明 氏 - 「超電導式液化水素用レベルセンサの紹介」
株式会社山本電機製作所 代表取締役社長 山本 博和 氏
(3)閉会挨拶
(4)交流会
3.開催場所
スペースアルファ三宮(兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ6階)
※オンライン視聴可
4.参加費用
無料
5.実施体制
主催:神戸市、テクノオーシャン・ネットワーク(TON)
事 務 局:公益財団法人 新産業創造研究機構(NIRO)
6.詳細・申込方法
下記リンクをご確認ください。
https://www.niro.or.jp/information/20240801/45438/
7.参考
神戸市の海洋産業振興の取組
URL: https://www.city.kobe.lg.jp/a93584/ocean/index.html
○テクノオーシャン・ネットワーク(会長:経団連海洋開発推進委員会委員長)は海洋分野を
横断的に網羅する産学官関係者のネットワークです。海洋産業、海洋科学技術の発展、一般の海洋への理解促進を目的に、国際コンベンション「Techno-Ocean」
の隔年開催をはじめ様々な事業を実施しています。
URL: https://www.techno-ocean.com/
〇セミナー案内チラシ
チラシデータ(PDF:2,850KB)