環境や食育にも積極的に取り組む。
神戸市とキリンは、キリンビール神戸工場が1997年に神戸市北区で操業する以前から関りが深く、地域活性化に向けて協力して取り組んできました。
これまで以上に地域社会に貢献したいとの想いから9項目の取り組みについて協定を締結しています。
まずは、「神戸市産品の活用と知名度の向上」。2015年には神戸市産の酒米を使用した一番搾り神戸づくりを販売し、神戸の食材の魅力を発信しました。
次に、「環境問題に関すること」。神戸工場での温室効果ガス排出量削減や小学校向け「環境学習会」を開催しています。
その他にも、「地域活性化の支援」としてふるさと納税の返礼品の採用や、「観光振興」、「健康増進・食育」、「地域の安全・安心」、「災害時における協力」、「水源保全」、「その他目的達成のため必要な事項」と多岐にわたって連携を深めています
一番搾り 神戸づくりの発売
神戸で暮らすお客様のために「一番搾り製法」でつくった、地元ならではの「一番搾り 神戸づくり」を地域限定品として発売しました。
JA全農兵庫、JA兵庫六甲の協力により、地域の誇りである神戸市産の酒米の王様「山田錦」を使用し、地域の活性化をはかりました。
千苅貯水池の水源の保全活動に協力
神戸工場の主要水源である千苅水源地の水源保全活動に協力。
平成30年度には、緑化の推進についての顕著な功績のあった個人・団体に授与される、「緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」を受賞しました。
INTERVIEW
行政と民間が連携する地方創生モデルを推進。
私たちが神戸市と進める取り組みは、2017年に国連で制定した「持続可能な開発目標」(SDGs)にもリンクしており、将来的に行政と民間が連携した地方創生モデルを創出する取り組みを推進していきます。
また、神戸市は四季の織りなす山の幸、海の幸が、太陽と大地の恵みを受けて、健やかに育まれる街です。この豊かな地で、地域の皆様に愛され続けるビール会社、総合飲料のキリングループであり続けていきたいと思います。
今後もさまざまな分野で神戸市と更なる連携を深め、市民サービスの向上及び地域社会の活性化に向けた取り組みを進めていきます。