企業×学生×地域がつくるこどもたちの学びの場/あいおいニッセイ同和損保

学校以外にもこどもたちの学びの場をつくりたい

神戸市では、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を拠点に、企業やNPOなど様々な主体によるこどもの創造的学びのプログラムを展開しています。
そのような学びの場をもっと身近なところでも!ということで概ね小学校区に1つ設置している市内の地域福祉センターなどでも実施を進めています。

各企業が持つ強み、そのプロフェッショナルな知識や技術をわかりやすくこどもたちに伝えることで、こどもたちの想像力が育まれたり将来を考えるきっかけになったりして欲しい。そんな思いで様々な企業の協力を得てプログラムを構成・実施しています。

保険をすごろくで学ぶ

今回、イベントを企画したのは、神戸市と包括連携協定を締結している「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」と神戸市外国語大学の学生を中心に構成される学生教育団体「LearnBo」です。

令和5年3月、普段こどもたちにあまり馴染みのない「保険」を楽しいすごろくを通じて知る・考えるイベントを神戸市兵庫区の兵庫大開地域福祉センターで実施しました。

自動車保険やペット保険などに申し込むか否かの選択を迫られる“保険購入マス”、保険が効果を発揮する“トラブルマス”、保険や日常生活に関するクイズが出される“クイズマス”など飽きさせない楽しいすごろくにこどもたちは一喜一憂。日常生活に潜むリスクや保険の役割などについて楽しく学びました。

楽しみながら学ぶをモットーに

こどもたちからは、「サイコロがいっぱいふれて楽しかった」「難しかったけど保険の仕組みがわかった」「保険のことを初めて知った」といった感想が。楽しみながら保険や日常生活の仕組みを学ぶことができたようです。

イベント終了後には、地域の方が用意してくれたカレーを大学生と食べたこどもたち。終始こどもたちの笑顔と歓声が絶えない1日でした。

INTERVIEW

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 前田百合江さん

神戸市様からご相談を受けたときは、「保険」をどのようにこどもたちに伝えたら良いのかと思っておりましたが、「神戸市」「LearnBo」「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」の3者で何度も意見交換をし、アイデアを出し合う事で、こどもたちが楽しく学べる内容を作り上げる事ができたと思います。
保険という大人でも難しい内容を、こどもたちは私達の想像以上にチームで協力し、考え、もしもの未来を予測して楽しみながら行動していました。
こういった取組を通じて、神戸市様の教育への取り組みが更なる発展を遂げ、こどもたちの将来の選択肢が広がる事を期待し、引き続き今後も一緒に取り組んでいきたく思います。