行政窓口をスムーズにする 案内ツールの開発/ACALL

Urban Innovation KOBEの実施内容

タブレットで窓口案内業務を簡素化。

区役所では来庁者を適切な窓口に案内するために、庁舎入口付近に案内係を配置していますが、職員の交代によって「サービスレベルが安定しない」「教育の時間的コストがかかる」「情報の共有ができていない」などの課題がありました。

どの職員が担当した場合でも、スムーズな案内ができるよう、「ACALL株式会社」と協働し、案内係のノウハウをデジタル化し、蓄積・共有するタブレットを用いたツール「ACALL FRONT(アコール フロント)」を開発。

東灘区役所で行われた実証実験では、ACALL FRONTを使用することにより、適切な窓口を即時案内することができ、平均案内時間が36.9%減少、また案内初心者でもACALL FRONT導入前と比較して案内不可件数が61.7%減少され、窓口業務の効率化を実現しました。現在では、神戸市内の全区役所に導入されています。