配達途中に市有施設の安全を見守る/KOBEぽすと×マックデリバリー

安心・安全な街づくりに貢献

アプリ「KOBEぽすと」の画面より

神戸市では「道路のひび割れ」や「公園遊具の故障」など、市が保有する施設や設備の不具合に関する投稿を市民から広く受け付ける情報共有アプリ「KOBEぽすと」を運用しています。本アプリは、投稿をきっかけに市民と行政が一緒になって、本市の地域課題を解決することを目指しています。

KOBEぽすとについて詳しくはこちら

この度、日本マクドナルド株式会社と連携し、この「KOBEぽすと」と「マックデリバリー」を活用した「安心・安全なまちづくり」に向けた全国初の取り組みがスタートしました。

アプリを使ってデリバリークルーが不具合を報告!

日々配達で街を行き来するデリバリースタッフは、街のことをよく知るエキスパートでもあります。その目で、市有施設の不具合・故障・異変を発見し、地域の安全・安心に貢献しようという取り組みです。

具体的には、このようなスキームで街の安全を見守ります。

  • 神戸市内でマックデリバリーを取り扱うマクドナルド全20店舗のデリバリークルーに支給されている社用スマートフォンに「KOBE ぽすと」のアプリケーションをインストールします。
  • デリバリークルーが配達中に、市道・県道・国道(※1)・歩道橋(※2)・公園の遊具・街灯など、市有施設の不具合を発見した際に、社用スマートフォンで不具合箇所を撮影し「KOBEぽすと」に投稿します。
    ※1:2号線、43号線、175号線除く
    ※2:国所管のものを除く
  • 神戸市の担当部局で情報をキャッチし、対応します。
  • 街の安全・安心が守られます。

食事を届けるだけでなく、地域の一員として安全を見守る

日本マクドナルドは、創業以来「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」をモットーに掲げ、日頃から安全で安心な活気ある街づくりを目指して、全国で様々な地域貢献活動を行っている企業です。

今回のデリバリークルーによる市有施設の安全見守り活動は、全国のマクドナルドでも初の取り組みであり、神戸市としても企業と連携した「KOBEぽすと」の活用は初めてとなります。

【神戸市内のマックデリバリー取り扱い店舗(20店)】
マクドナルド大蔵谷インター店/マクドナルド西神中央店/マクドナルド本山南店/マクドナルド名谷インター店/マクドナルド2号線須磨店/マクドナルドJR神戸駅店/マクドナルド新長田駅前店/マクドナルド神戸舞多聞店/マクドナルド住吉駅前店/マクドナルド摂津本山店/マクドナルド神戸大開通店/マクドナルド2号線脇浜店/マクドナルド神戸北町店/マクドナルド須磨エネジェット店/マクドナルド西鈴蘭台エネオス店/マクドナルド神戸学園都市店/マクドナルド2号線七宮店/マクドナルド六甲アイランド店/マクドナルド2号線御影店/マクドナルド三宮北口店
※本記事公開時点

日本マクドナルド×神戸市 この取り組みに込めた思い

INTERVIEW #1

日本マクドナルド株式会社 デリバリー推進室 上席部長 水品 壮二郎様

マクドナルドには “おいしさと Feel-Good なモーメントを、いつでもどこでもすべての人に。” というミッションがあります。

マックデリバリーサービスを通して、商品をお届けするだけでなく、地域のお役に立てることがないかと検討していた際、神戸市内の施設の状況をスピーディに把握する「KOBE ぽすと」の素晴らしい取り組みを伺い、市民の皆さまのために、是非お力になりたいと思いました。

今回、マックデリバリーと神戸市様が、全国で初めての、企業と地域の見守り活動の連携をスタートできましたことを大変光栄に思います。

INTERVIEW #2

マクドナルドフランチャイジー 株式会社明成 オーナーオペレーター 成田 光繁様

1978 年の設立から、地域で働く一員としてマクドナルドの店舗を通じ神戸ドナルドマクドナルドハウスのサポートなど様々な活動をしてきました。 

地域をくまなく知っている当社のデリバリークルーが神戸市の皆さまの為に貢献できること大変嬉しく思います。神戸市のマックデリバリーサービス実施店舗一丸となり、KOBEぽすとに協力させていただきます。

INTERVIEW #3

神戸市企画調整局長 辻 英之

「神戸市では 2013 年に民間事業者との連携推進のワンストップ窓口を設置し、多くの企業の皆さまからご提案をいただくとともに、神戸経済の活性化や市民サービスの向上を目指す連携事業を展開、本年3月には、企業の皆さまとの共創を加速していくため公民連携ポータルサイト(※本サイト)を開設しました。

日本マクドナルド株式会社からは、昨年6月に新型コロナウイルス感染症対策に最前線で取り組んでいる市内の医療従事者等に対して約2万枚のお食事券を寄贈いただき、その後も地域にとってプラスとなるような連携を共に検討してまいりました。今回の連携事業をきっかけに、日本マクドナルド株式会社と神戸の未来づくりに向けた共創の取り組みを検討してまいります。