下三条町北地区防災街区整備事業事業協力者の募集における優先交渉権者の決定

記者資料提供(2023年3月31日)
都市局まち再生推進課

神戸市兵庫区北部に位置する下三条町においては、旧平野小学校跡地とその周辺地域で、防災街区整備事業により地域の防災性および住環境の向上を図ることとしています。
この下三条町北地区防災街区整備事業では、施行者(神戸市)に代わり、建物の工事や床の取得を行う特定建築者制度の活用を予定していますが、事業の初期段階から民間事業者の創意工夫やノウハウを反映できるよう、施行者に対して適切な助言や提案を行う事業協力者を募集したところ、3者から応募がありました。
このため、学識経験者等で構成する事業協力者評価委員会を経て、神戸市において3者の応募内容を評価したところ、「フージャースコーポレーション・長谷工コーポレーション共同企業体」が最も評価が高いと判断したため、事業協力者の優先交渉権者として決定しました。
今後、本市と協議のうえ事業協力者として決定し、事業協力者からの助言や提案を基に、建物の基本設計、事業計画の策定を進める予定です。

1.優先交渉権者

フージャースコーポレーション・長谷工コーポレーション共同企業体
(代表者:フージャースコーポレーション)

2.事業協力者評価委員会における評価

提案項目 評価点
フージャースコーポレーション・
長谷工コーポレーション共同企業体
A社 B社
(1)事業への取組方針、取組体制 14.7 11.6 14.0
(2)防災施設建築物の整備 27.0 28.0 24.0
(3)保留床の処分方針等 28.7 18.7 17.3
(4)事業工程 8.0 8.7 8.7
(5)その他 5.3 8.3 6.3
総合評価点 83.7 75.3 70.3

3.優先交渉権者の決定理由

応募内容を審査した結果、実現性が高く優れた取組体制・企画が提案されており、円滑な事業推進が期待できるうえ、平野地域の住環境や防災性の向上、にぎわい形成につながるものであると判断したため。