神戸市×ユーハイム スイーツの魅力発信を通じた産業振興に関する事業連携協定の締結

記者資料提供(2023年2月27日)
経済観光局ファッション産業課

神戸市と株式会社ユーハイムは、スイーツの魅力発信を通じた産業振興に関して、事業連携協定を締結します。本協定にもとづき、相互の連携を強化し、神戸のスイーツ文化の魅力発信を通じた地域振興の実現にともに努めていきます。また、ユーハイムが5年かけて開発した、バウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」に、AI職人として世界で初めて特別住民票を交付いたします。

1.事業連携協定の具体的な内容

(1)神戸のスイーツの魅力発信を通じた地域産業振興に関すること
 ・バウムクーヘンAI職人THEO等を活用した国内外における神戸スイーツの魅力のプロモーション
(2)フードテック等による神戸スイーツの新たな価値創造に関すること
 ・市のスタートアップ支援施策との連携・イベントへの参加
 ・国内外のフードテック企業へのビジネス支援
(3)持続可能な社会を目指した取り組みに関すること
 ・神戸地産素材を使用したバウムクーヘンの開発
(4)スイーツを通した人材育成に関すること
 ・神戸市内の大学・専門学校等と連携した課題解決や商品開発
(5)その他、神戸の地域振興に関すること
 ・医療従事者応援
 ・こども食堂や児童養護施設でのプレゼント等でこどもを応援

2.協定締結日

令和5年2月27日

3.バウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」への特別住民票交付

スイーツの魅力発信のために活躍しているTHEO(テオ)に、AI職人として世界で初めて特別住民票を交付します。今回の連携協定に基づき神戸スイーツの魅力を発信するシンボル的存在として、新しいスイーツの世界をつくりあげていくことを期待しています。
 

バウムクーヘンAI職人THEO(テオ)

・ユーハイムが開発したAIを搭載したバウムクーヘン専用オーブン。
・職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解析することで、その技術をAIに機械学習させデータ化、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができる。

4.ユーハイムについて

1909年創業、神戸に本社を置く製菓会社。創業者は日本で最初にバウムクーヘンを焼きあげたドイツ人菓子職人カール・ユーハイム。バウムクーヘンやビスケットなど様々な洋菓子を全国242店舗で展開しています。「純正な素材、自然な味わい」をテーマに、創業者のモノづくりを熟練の職人が引き継ぎ、今に伝えています。日本出店100周年となる今年、「お菓子には世界を平和にする力がある」をパーパスに掲げブランドロゴやパッケージを一新。バウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」をはじめとした、次世代につなげるお菓子づくりにも取り組んでいます。