神戸市と包括連携協定を締結しているメットライフ生命で、新しい取組みが7月から始まりました。
メットライフ生命では、障がいのある方々を応援したいという思いから、福祉事業所で障がいある方が作られた商品の販売会を長崎本社で10年以上にわたり開催されています。
このたび、拠点を置く神戸でも同様の取組みを行いたいとの提案をいただき、実現したものです。
中央区自立支援協議会と連携し、第1回目は中央区内の福祉事業所のうち、「ほっとすてーしょん」(パン・焼き菓子)と「ワークステーション パピヨン」(手作りマット)が、メットライフ生命神戸サイト(神戸クリスタルタワー)で販売会を開催しました。
お昼休みの休憩室で11時半から販売を開始。すぐに多くの人々で賑わい、一番人気だったパンは12時前には完売、焼き菓子や手作りマットも好評で販売会は大盛況となりました。購入された社員の方からは、「お手頃な価格で美味しいものばかりでした」、「今後も継続して販売会を開催して欲しい」といった声が寄せられました。
この取組みでは、手頃な価格で丁寧に作られた商品を提供するだけでなく、福祉事業所で製作したものを社員の皆さんに見ていただくこと、手に取っていただくことで障がいのある方々の活動を知るきっかけを作っています。福祉事業所で働く障がいのある方々にとっても、様々な人々とのコミュニケーションの機会が生まれることで、社会参加を促進する一助となっています。また、販売の機会が増え商品販売実績が上がることで、障がいのある方々の工賃*アップにもつながります。
障がいのある方々を応援するため、メットライフ生命では今後も販売会を定期的に開催される予定です。
*工賃とは
就労継続支援B型事業所などの就労支援を通じて生産活動を行った障がい者に対して支払われるお金を「工賃」と呼んでいます。